2023年の公式テーマ

WordPress の新しい公式テーマ「Twenty Twenty-Three(TT3)」がリリースされました。Wordpressの6.1以降をインストールすると 自動的にテーマとして追加されます。アップデートも同様です。

WordPressのアップデートで強化された機能が活かせるテーマになっているようです。FSE(Full Site Editing)に対応しており、というより、FSEのために作られたといっていいテーマです。これから WordPressを始める方 新たにサイトを立ち上げる方は 一度試してみる価値があると思います。

WordPress6.1については 下記の公式ページをご覧ください。

WordPress 6.1「ミーシャ」

Version 6.1

このブログはこのテーマを使っています。

Twenty Twenty-Three

WordPress テーマディレクトリ

サポートページにはこういう記事もあります

https://wordpress.org/support/article/twenty-twenty-three/

デモサイトは こちら

日本語に翻訳された記事や 日本語の解説記事サイトはまだ少ないのですが、

ワードプレス公式サイト(英語)

ワードプレス公式サイト(英語)TT3サポートフォーラム

をはじめとして 英語で書かれた解説記事が沢山あります。私は英語は得意ではありませんので ブラウザの翻訳機能をつかって 読んでいます。

私がこのテーマを使う理由

私ができること

HTMLとCSSで普通のホームページを作ったことがあります。が、ずいぶん前のことで、今とはかなり仕様が違い、知らないタグやプロパティがいっぱいあります。

Javescriptは「入門編」程度です。基本「コピペ」です。
コピペするだけでも 少しは知っていないと エラーが出たりするんですよねぇ。
できれば触りたくないです。

PHPも「入門」程度です。ほぼ「コピペ」です。
コピペで何とか使える程度の知識しかありません。

作ったサイト

散髪屋さんのサイト

Blockbase」というテーマを使っています。

ピアノ発表会のサイト

自作のテーマを使っています。

空っぽのテーマ(blank theme)を「Create Block Theme」というプラグインで作成し 編集しました。

このテーマを選んだ理由

最新のワードプレスを知るため

FSEへ移行中の最新のワードプレスを勉強するには このテーマが最適だと思います。

ブロックテーマなら 私でもなんとかなりそう

前述のように サイトを二つ作ってみて ある程度できたので もう少し勉強すれば もっと良くなるんじゃないかと・・・

functions.php が無い

テーマファイルの中身を見てみると、「functions.php」がどこにもみあたりません。使わないで済むなら ありがたいことです。

チュートリアルなどを見ると 全く使わずに済むわけではなさそうです。過渡期なのでしょうか。

style.css の中身は空っぽ

テーマとして認識させるための コメントアウトされたヘッダー部分のみで CSSが全く定義されていません。おまけに、このCSSは エディタにも表示されるページにも読み込まれていないようです。(CSSを書き込んでも 見た目の変化がありません。functions.php がないのだから 当たり前なのかもしれません)

「Twenty Twenty-Two」よりあっさりしている

「minimal design」と公式の紹介ページにある通り、テーマによる「色付け」が最小限になっています。「飛んでる鳥」もいません。

代わりに「Mindblown: a blog about philosophy.」という 何これ? と思ってしまうようなタイトルらしきものが入っています。テーマの制作者が「まずは このタイトルを消すところから始めてね」と言っているような気がします。(これを消す または 変更するには テーマエディタを開いて テンプレートを編集する必要があります)

これからやるべきこと

WordPress6.1 と TT3 の要は 「サイトエディタ」と「theme.json」です。この二つが使えるようになると 編集がはかどると思います。

サイトエディタ

テンプレートやその部品となるパーツはこれを使って編集します。コードを書かずに 見た目を変更できます。

theme.json

functions.php や style.css の代わりをしています。スタイルのバリエーションもjson形式で保存されています。

functions.php や style.css のすべての機能を網羅しているわけではなく

  • theme.json でできることは theme.jsonを利用する
  • できないことは functions.php や style.css をつかう

ことになります。

まとめ

WordPress6.1でFSE機能が強化され コードを書けなくても 多くのことができるようになりました。
公式テーマである「Twenty Twenty-Three」はその機能を最大限に活かしたテーマです。
どちらも 過渡期で 完全ではありませんが かなり使える状態になっています。

これから WordPress を勉強する方や 新たにサイトを立ち上げる方にとっては 今がFSEに取り組む良い機会だと思います。私自身もそう思って 始めました。

解説記事も ずいぶん増えており 勉強するには 事足りる状況です。

始めてみませんか?


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